こんにちは、ハマジです。
タイトルの通り、酸いも甘いも知ったアラフォーのオッサンが久しぶりにゲームで遊んで楽しめるのか?というのがこのブログの本題です。
何故そんなことを考えたのか、少し説明します。
※ゼルダの伝説以外は子ども用のゲームです
消費から生産型へ
私は子どもの頃はゲームが大好きでした。ただ、良くある大人の一人として成長してバイクや車、船に乗るようになるとアウトドアで遊ぶ方が楽しく、ゲームはやらなくなりました。
その後、結婚し子どもが出来ると楽しいと思うことや感動の種類も自分ごとから子どもの成長や子どもが遊ぶ姿を見る方にシフトしました。子どもと過ごす時間が今しかない有限な時間であるのも、その傾向を強くしています。
最近は休日の過ごし方は子どもとのお出かけやレジャーを中心に空き時間でブログを書いたりyoutubeに車系動画をアップしたりしています。数年前から趣味を消費型から生産型に転換することを意識しており、例えばこのようなブログも広告を貼り付けることでちょっとしたお小遣いになりますし、レビューを書いたりお出かけスポットを紹介して「参考になりました!」と言ってもらうことに喜びを感じるのです。
この消費型から生産型へというのは、今後限りある収入の中でより良い生活を送るための一つのキーワードだと考えています。節約は必要ですが節約だけでは決して豊かになりません。無駄があるから余裕が生まれる。趣味の中で何かを生産すれば自分の遊びが収入になるのです。こんな最高なことはありません。
また、メーカーからレビューの依頼を受けたり、最近ではとある自動車メーカーと広告代理店から新車の開発の参考に、ということでユーザーインタビューを受けるなどの楽しい体験を得ることも出来ました。
生産型の趣味は自分の強みが生かせればなんだっていいと思います。音楽とか絵が描けるとか。家庭菜園も可能性があっていいですね。猟なんかも狩り自体が素晴らしい体験ですし、料理して美味しく食べて、その過程をブログや動画なんかで紹介したら最高だと思います。ブログの魅力は元手がいらず誰でも簡単に始められることでしょうか。これからブログでも書いてみよう!と考えている人は、これまでの人生で得られた自分だけの強みや体験をベースにすると価値を生みやすいと思います。
なぜゲームで遊びたいのか
ゲームの話に戻ります。
先ほど述べた通り、今の私の生活はけっこう忙しいです。勝手なイメージですいませんが休日に家でゲームしている人に比べると、シビアに時間を管理してます。休日のお出かけも朝早くから県外のスキー場やレジャー施設へ行くことが多いので体力を求められます。朝6時出発で私一人で子ども2人の魚釣りの相手をして、帰宅し魚さばいて夕飯食べて夜の22時からブログを書く、なんてことも当たり前です。
まさに貧乏暇なし。
充実しているけど、正直ちょっと疲れます。ではそれを止めるかというと、休日だからと楽をしたい訳ではないですし、前述の通り生産することに喜びを感じます。幸い、親が丈夫な体に産んでくれたので辛いと感じることはありません。(こういうニーズのない記事も書きたいから書きます)
ただ、最近もうちょっと消費の時間を増やしてもいいのでは?と考えるようになりました。私がソファーでブログを書いている瞬間も、隣では嫁さんがyoutubeの人気チャンネル「プピプピ文太」を見てリラックスされています。ふと考えると自分は通勤の隙間時間にお気に入りのブログを読むことはあってもyoutubeを見ることはほとんどありません。なんか損してる気がする。
また、会社で楽しそうにゲームを話をする同僚の話を聞いて、純粋にうらやましく感じる部分もあります。自分は最近のゲームの楽しさを知らないだけでは?という世間知らずの可能性も。生産よりも楽しいことがあるなら、それを知らないのはもったいない。
そんなわけで久しぶりにゲームでも購入し、時間のあるお盆休みに遊んでみよう!と考えた次第です。
ゼルダの伝説を選んだ訳
ゲームソフトはニンテンドースイッチが発売された頃から、評価の高いゼルダの伝説を選びました。
発売から数年が経過しても買取相場は以前高値で推移しており、ネットのレビューも評価が高く、いわゆる神ゲームとして祀られています。酸いも甘いも知ったオッサンが遊ぶゲームに不足は有りません。
果たして、ゼルダの伝説で遊ぶとどんな体験が得られるのか。
その前にゲームをした日のお昼の風景をご覧ください。
20年ぶりにゲームを楽しんだ日
ゼルダの伝説は子どもと川で遊んだ後、夕飯を食べてから遊びました。
この日の川遊びは往路でお盆休み初日の渋滞にハマったものの、トラブル?はこれくらいで本当に楽しかった。
ファミリーで遊びに来ていた同じくらいの年齢の兄妹と仲良くなり、一緒に魚を探したり水を掛け合ったり。生き物を捕まえるのは楽しいですよね。何かを捕まえたり獲ったりすると夢中になりますし、頭も使います。シュノーケルを付けて水の中で魚を見ながら魚を捕まえるのは楽しいでしょう。
そんなとき、私は川辺で見守っているだけで特にすることはないですが、ああ、こいつら成長したなぁと感じるとても良い時間です。
子どもの遊びを見て楽しむ
こちらは川の中の浅瀬に作った、長男曰く「小魚の養殖場」
捕まえた魚を放して観察するのだそうです。
川で砂遊び。
こういう発想も好きです。
魚に癒される
捕まえた小魚です。
えら呼吸を観察したり、何とか逃げ出そうとウロチョロするのがたまらなく可愛い。
オッサンの荒んだ心が童心に返ります。
久しぶりにゲラゲラ笑った気がする。
この時先の家族連れはもう帰っていたのですが、子どもたちは4歳と2歳くらいの姉妹を連れた別の家族に「さかな、一緒に見る?」と話しかけて一緒に遊んでいました。4歳ではさすがに潜って魚を捕るのは難しいですからね。養殖池に入ってキャーキャー言いながら遊んでました。
私も子どもたちが幼かった頃を思い出して懐かしかった。
自然に癒される
こちらはオッサンが川辺で空を見上げているところです。
お父さんの中には休日に子どもと出かけるのを疲れるし金も掛かるということで何か罰ゲームのように捉えられる方もいらっしゃるかも知れませんが、大人一人で子どもを川へ連れて行く、というような場面でも贅沢な時間はあるものです。
何も考えず、川の中で水の音を聞きながら過ごす。
最高じゃないですか。
川辺には原っぱもあるぞ
この日遊んだ川原はこのような原っぱもあります。
もちろん、バッタやセミなどの虫もうじゃうじゃいます。
マムシ注意の立て札もありますし、蜂やアブが飛んでくることも。
でも、そんなことを考えていたら外で遊べないし、そういう危険とうまく付き合うのもリアルな現実でのレジャーの醍醐味だと思います。
ゼルダの伝説で遊んだ感想
前置きがすんげー長くなりましたが、ゼルダの伝説で遊んだ感想です。
プレイ時間にして2時間ほどの感想ですが、誤解を恐れずに言いますと私は楽しいと感じることはできませんでした。
(ゼルダファンの皆さん、ホントにごめんなさい。ゼルダの伝説が楽しくなかったのではありません。”私が”楽しいと感じることが出来なかったのです)
川遊びで楽しく遊んだ直後だったのもタイミングが悪かったかも知れませんし、ストーリー的にこれから楽しくなるのかも知れません。ただ、もしかしたら次にプレイするのは1ヵ月後になるかも知れないし、もう遊ばないかも知れない。今回、久しぶりのゲームでしかも前評判が高いソフトだったので楽しみにしていましたが、自分自身がゲームを楽しめないことに心底がっかりしました。
ゲーム楽しめなかった理由
私がゲームを楽しめなかった理由は2つです。
1つは楽しいと感じる観点が子どもの頃と変わったこと。
もう1つは子どもの頃に比べ、ゲームを楽しいと感じるセンサーが鈍くなったことです。
フィールドを動き回っても昔のようにワクワクドキドキしない。あるのは無駄に時間を消費してしまった罪悪感と、他人が作ったプログラムの中で踊らされる一種の嫌悪感のような感情です。
ゼルダの伝説では食材を焼いて料理を作ることもできますが、それが何とも味気ない。リアルワールドで海に潜り獲物を捕まえその場で刺身や焼いて食うあの味。そんなところにまではたどり着けなくても、スーパーで適当に食材を買えば美味い飯が作れるのです。マイナス15度の中、腰まで埋まるパウダーを滑る気持ち良さ。あの景色や浮遊感、リフトからの視線も刺激になる。これらをゲームに期待している訳ではありませんが、一度体験した感動は体に残っています。
たまには現実を忘れゲームの世界に没頭しようと意気込んで遊びましたが、皮肉なことに現実世界の記憶が邪魔をして味がないスープを延々と飲み続けるような苦痛と空虚感に苛まれました。
その昔ゲームに熱中した小学生の純粋な心は無くなってしまったのか。ゼルダの伝説自体は完成度の高いゲームだと思いますが、正直私にこのゲームの良し悪しは分かりません。確実なのは、私はもう冒険系やRPG系のゲームをしない方が良いということです。
最後に
そんなわけで酸いも甘いも知ったオッサンはゲームの世界に没頭することは出来ませんでした。
ただ、全てのゲームが楽しめない訳ではなく。私のようなタイプは冒険やRPGではなく、マリオカートやテニスなど対戦ゲームでライトに子どもと遊ぶのが良いかも知れません。
結論:オッサンになるとゲームが楽しめなくなる
以上。
2019/08/15追記
追記と訂正です。
まず、ゼルダの伝説は楽しいゲームということが理解できました。詳しいことは割愛させていただきますが、パラセールというアイテムをゲットすることで世界観が広がり、グッと楽しくなりました。個人的には自由度が高くいきなり強い敵に遭遇するところも好きです。瞬殺されてゲームオーバー連発は辛い所ですが。
一度は「ゼルダは面白くない」と考えましたが、その後5時間ほどプレイして私がゼルダの楽しさに気付いてないだけだと気付きました。ゼルダファンの皆さん、大変失礼しました。
また、ゼルダで遊ぶ中でもう一つ良い発見をしました。それは子どもと一緒に遊ぶと楽しいということ。正直小学3年生の息子が一人で遊ぶには難易度高めに感じますが、親子で一緒なら大丈夫。自由度が高い分、自分のレベルに合わせて遊ぶことができるのもゼルダの長所だと思います。祠のなぞ解きなんかも大人にはチョットめんどくせーなーと感じるところも3年生はクリアできた時「よっしゃー!」とガッツポーズで嬉しさを爆発させます。そんな姿を見るのも昔の自分を思い出すようで笑ってしまう。
という訳で結論は改めまして「ゲームは色んな楽しみ方がある」です。唯一の困ったところはハマり症の私には丁度良い塩梅に遊ぶことが難しい所。一度やり始めると「げ、、もう午前2時?」なんてことがあり、このままでは消費だけになってしまいそう。子どもにゲームの時間は1時間までね!なんて偉そうに言うのは如何に理解が不足しているか痛感しました(我が家のゲームルールは基本1時間まで。それ以上は勉強や自習、習い事の練習をしたら追加可能)
仕事も遊びもバランスが一番難しいですね。
以上!