佐賀、長崎でも風速15m弱!台風19号の高速道路をマツダCX-8で走った感想|蕎麦が好き

佐賀、長崎でも風速15m弱!台風19号の高速道路をマツダCX-8で走った感想

こんにちは、ハマジです。

2019年10月、東日本を中心に猛威を振るった台風19号。一時は風速25m/s以上の暴風域が直径650kmまで広がるなど、広範囲に被害を及ぼしました。

台風が接近した際、私は高速道路を走り九州に移動していましたが、台風19号は暴風域が広かったことから九州の高速道路でも風速10m前後の強風が吹き荒れていました。台風中心部から遠く離れた九州の佐賀県佐賀市でも10月12日の12時に最大風速14.8m/sを観測。同11時には長崎県大村市でも最大風速13.5m/sを観測しています。

今回は強風時の運転の注意事項やマツダCX-8 ディーゼル AWDがどのような影響を受けたのかについてご紹介します。


運転時における風の影響


まずは一般論。

車を走行中、強い風を受けると車に危険な圧力がかかります。

平均風速が10~15m/sは「やや強い風」と言われ、高速道路の吹き流しの角度が水平になり、高速運転中に横風に流される感覚を受けるとされています。

風速15~20m/sは「強い風」と言われ高速運転中は横風に流される感覚が大きくなるとされています。

風速20~30m/sは「非常に強い風」と言われ通常の速度での運転が困難と言われています(看板が飛ぶなど、危険な領域)

風速30m/s以上になると走行中のトラックが横転する、樹木が倒れるなどの危険があり、運転は出来ません。

突然強い風を受けたとき、車の速度が速ければ速いほど車体が回転する遠心力が強く働いてしまい、ハンドルをとられて車線から逸脱する危険性があります。突風により車体が横滑りすると路面とタイヤの間に摩擦が働き車体が傾きやすくなります。

全高の高いワンボックスカーやトラックなど、車体が大きくなるに従い横風の影響を受けやすく横転する危険性が高くなります。

また、同じ強さの風が吹いていても場所によって風の強さが変わるため注意が必要です。橋の上や防音壁の切れ目、広い田園や海岸沿いなど風を遮るものが無い場所は急に強い風が吹くこともあるので注意してください。




強風時の運転方法


あくまでも一般論になりますが、、風が強いときの運転はハンドルをしっかり握り、急ハンドルを切ったりせず速度を落として安定した走行を心がけてください。

風に流される感覚が怖かったり不安を感じる場合は早めにサービスエリア等に避難し、風が収まるまで待つのが良いと思います。

強風の高速道路をCX-8で走った感想


続いて、10~15m/sの風が吹く高速道路をマツダCX-8で走った感想です。

まず、多人数乗車SUVとしては走行性能が高いと言われるCX-8でも、風速10m/s前後の風が吹くとハンドルを取られる感覚はありました。

5mに迫る全長、2,900mmのロングホイールベース、重量約1.9トンのAWDの車でも突風にあおられた際は風下に向かいスッとフロントが押されます(当然、軽自動車や背の高いミニバンはより大きく煽られる)

一方でさすがCX-8というべきか、横風に煽られても車体が傾くような感覚はなく、恐怖感や不安はありませんでした。(あくまでも個人の感想です)

ハンドルを握る強さを変えても横風に流される量はあまり変わらず。ハンドルを強く握っていても流されるときは流される。私の場合は通常の握り方で流された分を補正する方が運転しやすく感じました。




風速10m前後でも速度的には特に問題なく走れたので時速80㎞~100㎞、追い越し時は+αという形で走りました。

走行車線を走るミニバンや軽自動車がふらつくような場面でも、CX-8は若干流される程度で支障ありません。むしろ運転に不慣れなドライバーやふらつく車の横を走る方が危ないため、さっさと抜いてしまった方が安全と判断しました。

強風時におけるFFとAWDの違いについては今回のケースではAWDだからと言って安定しているとは感じませんでした。同時に乗り比べたわけではありませんのであくまでも推察の範囲ですが、FFのCX-8でも同じように走れたと思います。

強風時の走行性能をCX-5と比較


参考までにFFの初代CX-5(ディーゼルモデル)で同じような強風時に運転した時の記憶をたどりますと、CX-8の方が随分安定して走ると感じました。

これはCX-8の方がホイールベースが20センチ以上長いこと。また、CX-8の方が約200㎏重いことが安定方向に働いていること。

また、これを忘れてはいけないのですが、このような場面でも同乗者を含め不快な横揺れを感じなかったのはGVCの効果が大きいと感じました。

GVCの効果についてはFFに比べAWDは全輪で作用するため、AWDの方が効果性が高いと言われています。そういった意味ではGVCが搭載されるマツダ車は一般的な車よりも強風時の安定性が高く、FFよりもAWDモデルの方がより安定して走れると言って差し支えないと思います。


まとめ。


さいごにまとめです。

CX-8はミニバンや軽自動車に比べ強風時でも安定性が高く、AWDはより安定している。

旅行の際に強風や雨風に吹かれても安心安全。

アクティブ派で高速道路を頻繁に走る方はCX-8を買っておけば間違いないと思います。

以上。

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