私事で恐縮ですが、先日38歳にして初めてギックリ腰になりました。
2月8日、恐羅漢でのスノボ中にやらかし現在も痛みで満足に動けません。壊れかけのC-3POみたいな感じです(2/17現在、だいぶ良くなりました)
せっかくなので今回はCX-8とギックリ腰というテーマで、ギックリ腰と運転の影響等をご紹介したいと思います。
ギックリ腰とは
はじめにギックリ腰について簡単に説明しますとギックリ腰とは突然腰部に疼痛が走る急性腰痛症の総称。欧米ではその激しい痛みから「魔女の一撃」とも呼ばれます。
という話は皆さんご存知の通りと思いますが、私は正直ギックリ腰をなめてました。
そう、完全になめくさってました。
ギックリ腰はモヤシっ子や運動不足の人が罹るイメージで自分のような体力自慢には無縁の話し。
タダの腰痛でしょ、筋トレしなさい、くらいのもんです(腰痛で苦しまれている方、ホントにスミマセン)
それが、いざギックリ腰になってみると物凄く痛い。当日と翌日は布団からまともに立ち上がることも出来ませんでした。
腰や頸椎系の怪我や病気は罹ってみないと分かりませんね。ギックリ腰=ダサいというレッテルを張って大変申し訳ございません。
ギックリ腰とCX-8の運転
本題ですが、ギックリ腰になった時に車、SUVのCX-8は運転できるのかについて。
結論から言うと運転は出来ます。
安全性がどうのこうのとお叱りを受けるかも知れませんが、個人的には健康な状態の時とほとんど変わらず運転できると考えています。
ギックリ腰になった時に座った姿勢が辛い方もたくさんいらっしゃると思いますが、CX-8のパワーシートモデルは電動ランバーサポートが付いており、椅子の背もたれ(腰部分)で背筋を伸ばし腰の負担が少ない姿勢が取れます。
そのため運転席に普通に座っている限り特に辛さや痛みはありません。
ただし、車庫入れ等で後方確認する際に腰をひねって後ろを見る姿勢は痛みを伴います。
CX-8はブラインドスポットモニターや、360度ビューモニタがあるため運転中に体をひねって後方確認する場面は殆どありませんが、我が家は激セマ機械式駐車場を使っているため車庫入れが辛く涙が出ます。
乗り降りは地獄
運転は特に支障がないと感じる一方で乗り降りは文字通り「地獄」です。
マツダCX-8はSUVだけに車高が高くまた、それ以上に私は座高が高いためシートに乗り込む際はよっこらしょ、とフロアに足を乗せ体をひねりつつシートに乗る作業がとにかく辛い。
それから、シートから降りる時も地獄です。
体をひねって地面に足を着けそのママだと頭をぶつけてしまうため、頭や腰を少し屈めながら降りる形になりますが、この体勢は痛すぎて声も出ません。
実際、ギックリ腰になった当日はスキー場から普通に運転して帰ったものの車から降りるのに5分以上かかり、あまりの痛みに動けなくなり嫁さんに荷物運び用の台車で玄関まで運んでもらったほど。
なので、ギックリ腰になっても何とか運転は出来ますが、乗り降りや車庫入れを考えるとなるべく控えるべき。また、ギックリ腰の症状や体系も人によって違うため一般的にはギックリ腰中はあまり運転しない方が良いと思います。
参考までに他の車ではどうなのかと言うと、仕事でヴォクシーの2列目に乗ることがありましたが、フロアが低く、またドアの開口部も大きいためCX-8に比べ乗り降りが非常に楽でした。
これは正直感動物のレベル。
それくらい(ギックリ腰中のオッサンにとって)CX-8は乗り降りが辛いため、もしこのまま永久にギックリ腰となったり、家族に足腰が悪い人が居る場合は(ミニバンは走行性能的に好きではないですが)SUVをあきらめミニバンに乗り換えるべきと感じました。
※自宅では腰が痛く座れないのでキッチンカウンターで過ごしました
とはいえミニバンは好きじゃない
そんなミニバンですが、いざ走り出すとCX-8の方が格段に快適なので困ったものです。
営業車の足回りがヘタったヴォクシーはピッチングが大きくブレーキの度にウっとなる。
また、乗り心地に関しても大きく思いCX-8の方がゆったりしており振動も少ないため快適です。
乗るまではミニバンが、乗ってからはCX-8の方が快適。
本格的に腰を痛めた日には車選びが難しくなりそうに感じました。
なお、この話を他の方にしたところ、SUVでもサイドステップがあれば乗り降りがずいぶん楽になるとのことです。これは良い情報をいただきました。うちのオカンが足腰が悪くなったら、サイドステップの導入を検討しましょう。
じじいグリップが大活躍
話しは変わりますが、ギックリ腰になるとこのグリップが大活躍します。
これを握ると体重の重みや揺れ・衝撃から腰の痛みを緩和でき非常に楽。
私は20歳くらいの頃祖父を車に乗せた時に必ずこのグリップを握るのを見て「じじいグリップ」と命名していましたが、こんなに早くこれの有難さが身に染みるとは思いませんでした。
さいごに
最後になりますが、ギックリ腰は突然容赦なく襲ってきます。
私のように「30代だから…」「運動しているから大丈夫…」と思ってなめていると酷い目に合います。日頃からストレッチをするなど、健康には気を付けてくださいね。
以上です。